2023-05-16

このページは書きかけです。
後日加筆します。

和音について

まず和音について簡単に説明します。

トロンボーンに限らず和音は音楽の基本の一つです。

基本の三和音は知識として知っておくべきでしょう。難しい音楽理論などではありません。必ず知っておくべき事です。そしてこれを知れば音程感を養う事ができます。

三和音とはある音(根音)の上に3度音程を重ねた根音、第3音、第5音の三つの音からなる和音を言います。まあとても簡単に言うとドミソの事ですね。

しかしドミソと言っても基本は4つあります。まず楽譜を見てください。
分かりやすいCdurを例にしてます。

訂正とお詫び
上記の楽譜で2013年の約一年間augとdimが逆でした。 訂正してお詫び申し上げます。
また、ご指摘くださったS様、心より感謝申し上げます。。

以下楽譜の解説をします。実際にピアノで和音を出して確認してください。長三和音は皆さんお馴染みですね。短三和音、増三和音、減三和音もピアノで音を出して確認してください。これらの和音も以外によく聴くでしょう。
そうです。この4つの三和音が主要な和音なのです。この響きを感じ覚えなければ音程感は養えません。
逆に言うとこの響きさえ覚えれば音程感は養えるのです。 練習の仕方 LinkIcon

下記は三和音の各音の音程の幅を書いています。

      根音  第3音   第5音
-----------------------------------------------------
長三和音  根音  長三度  完全五度
短三和音  根音  短三度  完全五度 
増三和音  根音  長三度  増五度
減三和音  根音  短三度  減五度 

管楽器は単音しか出せませんので、自分はこの三和音のどの音を受け持っているかを知る事が重要です。

まず和音の響きを覚え唱える事が大切です!!

トロンボーン用のヘ音記号の楽譜をダウンロードしてご覧下さい。
すぐに理解できると思います。
ダウンロード.pdf

まず声で唱いましょう!!

ポジションを覚えるのも当然ですが、まず声で(ア〜、など)で唱える事が重要です。
たいてい長三和音は唱えるのですが、短三和音が苦手な方が多いようです。
ましてや増、減三和音を最初から取れた人はなかなか見かけません。
これは才能ではなく、単純にトレーニングの問題です。

ハーモニーディレクターなど素晴らしい道具がありますが、何よりも自分で感覚を捉まえる事が大切です。
当たり前ですが、本番の時はハーモニーディレクターはありませんし、曲の全ての音をハーモニーディレクターで確認する事は時間がかかりすぎます。

何よりも重要なのは、和音の響きを頭の中に植え付け(イメージして)その響きの中に自分の音をはめ込んでいくようにすれば、機械に頼らず自然に純正調を身につけられます。

アルペジオ(分散和音)は全ての音楽の基本です。
暗譜で全調なめらかに吹けるようにしましょう。

これをやる事により音程感が養われます。

全調を練習する事により、スライドの動かし方、ポジションの把握、音程感のトレーニングなど得る事はたくさんあります。中学生でも全調覚えましょう。

超初級の人は長三和音
初級は長、短三和音
中級は長、短、増、減三和音
を覚えましょう。

アルペジオの楽譜。
ダウンロード.pdf
パターンはごく一般的です。自分でどんどんパターン(速さやオクターブ)を変えて練習しましょう。